おそらく昭和26年〜ごろのもの。
バヤリースオレンジが初めて輸入されたのは昭和20年代。
「WILKINSON'S」はクリフォード・ウヰルキンソン・タンサン鉱泉のこと。
そもそもバヤリースオレンジは終戦直後に進駐軍が持ち込んだものらしいです。
でも当時日本国内では、果汁が入った飲料を販売することが禁止されていて、バヤリースオレンジも販売できませんでした。
殺菌方法が確立されていなくて、すぐ変質したり爆発したりしたらしいです。
その後、昭和22年に法律改正があり、昭和24年からウヰルキンソン・タンサン鉱泉が進駐軍向けの輸入を始めています。
昭和26年から日本人向けに全国販売されると大人気となり、一世を風靡した…これでニッキ水やミカン水が姿を消したんですね。
なんか、あっと言う間。
日本人らしいなぁ。
アサヒグループのホームページとか、庄司太一先生の著書「びんだま飛ばそ」とか、色々参考にしました。