精工舎の大理石の時計が3台ある。
今朝、それが全て止まっていた。
1台はとても優秀で時間も正確。1台は動くが、どう調整しても遅れがちで、24時間で10分くらい遅れる。
もう一台がクセモノで、一度止まると機嫌を直してくれるまで、何度も裏の蓋を叩かなくてはならない。
今朝は特に機嫌が悪かったので、蓋を開けて中を覗いてみた。
昭和35年、41年、45年の日付が見える。何だろう、修理の記録だろうか?
どういう訳か、蓋を開けただけで快調に動きはじめた。
精工舎の、ずっしり重い大理石の時計が好きだ。
もともとはマントルクロックとしてデザインされたのではないかと思う。
その存在感と大理石の高級感がウケたのか、贈答品や記念品にされることが多かった。
サイドボードの上に一つ置くだけで、シックな雰囲気になる。